皆さん、こんにちは。Engineering OfficeのYozaです。こちらの記事は「Mercari Advent Advent Calendar」1日目のために作成しました。
メルカリでは、2022年11月9~11日の三日間で「Hack Fest」を開催しました。
参考: 無限の可能性を追求するイベント「Mercari Hack Fest 2022」いよいよ開催
最終日はこの3日間で取り組んだ成果を発表する「Showcase Day」で、発表されたプロジェクトの中から特に審査員をうならせたものがHack Fest Awardとして選出されました。本記事では、Showcase Dayの様子やAward受賞者を紹介していきます。
ハイブリッドスタイルでの開催
メルカリでは、2021年9月より多様な働き方を尊重したニューノーマル・ワークスタイル “YOUR CHOICE”を導入しています。Hack FestでもこのYOUR CHOICEを配慮した上で行われ、今回もハイブリッド方式での開催となりました。イベント参加者たちはそれぞれの希望に沿ってメルカリ本社のイベント会場でも、あるいは自分が好きな場所からオンラインで発表することができました。
2022年秋のHACK FESTの入賞者
ゴールド賞
1位(ゴールド賞)
プロジェクト名 :Don`t let me choose: Auto-fill the best shipping method by light detection and ranging
メンバー :@otao
プロジェクト詳細: 出品者が初めて何かを出品する際、どの配送方法が一番良いか迷ってしまい、メルカリからの離脱につながってしまうことがあります。LiDAR (Light Detection and Ranging /レーザー画像検出と測距) を適用することによって出品者にとって最適な配送方法を自動で入力することができ、出品時の配送方法選択の手間を軽減させることができます。
審査員のコメント
シルバー賞
2位(シルバー賞)
プロジェクト名 :Better Shipping UX
メンバー :@rozenmoon
プロジェクト詳細 :このプロジェクトでは出品を簡易化させるためのよりよいUXを考案・開発しました。
審査員のコメント
ブロンズ賞
3位(ブロンズ賞)
今回は魅力的で革新的なプロジェクトがたくさんあり審査員がジャッジタイムで熾烈な議論をした結果、2つのプロジェクトにブロンズ賞を授与することに決めました。
プロジェクト名その1:Photo Description Markup
メンバー :@osari.k、@oscar
プロジェクト詳細 :出品者も購入者も、商品の詳細を説明し、理解したいと思っています。写真はそのための良い方法です。このプロジェクトは、出品者が特定の写真に対して説明文を書き、購入者がその説明文を効率的に見ることができる新しい方法を提供することを目的としています。
審査員のコメント:
プロジェクト名その2: Save Money and Reduce Dependency on External Tools
メンバー :@roger, @saatvik @execjosh @dom @arjun.hemjani
プロジェクト詳細 :外部ツールへの依存を減らし、はるかに安価で下位互換性のある独自ツールを作成するプロジェクトです。
審査員のコメント
審査員特別賞
上記で説明した3つの主な賞のほかに、魅力的なプロジェクトは数多くありましたが、そのプロジェクトに対しては審査員特別賞である「Hack Fest Spirit 賞」を授賞しました。
Hack Fest Spirit 賞
①Groundup for Customer UX by @kuu, @Hamaちゃん, @Jun-wang
プロジェクト詳細:ホームスクリーンとボトムタブのフルスクラッチ
②Debug Crash Helper Project by @araki_atsushi, @codechaitu, @Phuong
プロジェクト詳細:ボットは、エラーの真因を識別し、CS の問い合わせからのサポート リクエストを迅速に処理します。
CTOからのクロージングメッセージ
”皆さん、Hack Festにご参加いただき、ありがとうございます。前回のイベントから1年が経ちましたが、今後もこのようなイベントを頻繁に開催したいと考えています。 プレゼンターの創造性、洞察力、情熱に、私たちは非常に感銘を受け、圧倒されました。 このイベントを素晴らしいものにしてくださった関係者の皆様に感謝いたします。” by @kawakasa
受賞者の皆さん、おめでとうございます!次回のHack Festもぜひお楽しみに!