なめらかな立ち上がりのためのメルペイAndroidチームのオンボーディング

こんにちは、メルペイAndroidチーム所属の kenken です。 この記事は Merpay Tech Openness Month 2021 9日目の記事です。

メルカリグループでは、2020年2月19日より原則在宅勤務の導入、2020年7月1日より「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル」のトライアル、そして2021年9月1日より 「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル “YOUR CHOICE”」への移行 と、新しいワークスタイルを確立し続けています。

そのような中、私自身も2021年5月にメルペイに入社したのですが、入社前には「原則在宅勤務の中での入社でスムーズに立ち上がることができるのだろうか?」と疑問に思っていました。 同様の思いをお持ちの方々に向けて、この記事では、新メンバーのオンボーディングについて、私の実体験をベースにメルペイAndroidチームに焦点を当てて紹介します。

組織としての取り組み

メンター制度

メルカリグループでは、全社的にメンター制度が導入されています。 オンボーディング期間の最初の1ヶ月は毎日メンターとの1on1があり、会社生活において困っていることなどを何でも相談できます。 メルペイの開発組織は、チームの各メンバーが機能毎に分けられたプロジェクトへそれぞれアサインされる、マトリックス型の構造となっています。そのため、Androidチームでは新メンバーが配属されるプロジェクトにアサインされているメンバー1名がメンターを担当します。

また、メンターとのコミュニケーションだけでなく、所属チームのメンバーやプロジェクトメンバーとのオンラインランチ(メンターランチ)をHRBPチームがセッティングしてくれるため、多くのメンバーとのコミュニケーションの機会があります。

Androidチームとしての取り組み

開発オンボーディング用のドキュメントの充実

メルペイAndroidチームでは、新しいメンバーの開発業務のオンボーディングのためのドキュメントが充実しています。具体的には、メルペイAndroidで採用されているアーキテクチャの各コンポーネントにおける具体的な実装サンプルや、Unit Testのサンプルなどが用意されています。 上記のアーキテクチャに基づいて実装された簡易的なサンプルアプリも用意されており、新メンバーはドキュメントやソースコードを見ることで、メルペイAndroidでの実装方法についていち早くキャッチアップできるようになっています。

また、機能毎にドキュメントが用意されており、各ドキュメントでは、機能仕様ドキュメントへのリンク、デザインファイル(Figma)へのリンク、テストユーザーの作成方法、関連するSlackチャンネルなど、その機能の理解に必要となる事項が詳細に記載されています。

開発業務のオンボーディング用のSlackチャンネルの作成

Androidチームでは、開発業務のオンボーディング用のSlackチャンネルを用意しています。 オンボーディングに特化したチャンネルを用意することで、業務に関するどんなに小さなことでも気軽に相談でき、また、プロジェクトの垣根を超えて、チームのメンバーから即座にアドバイスをもらえる環境を整えています。 また、オンボーディングに関する情報が自然と集約されるため、新メンバーは過去のやりとりなどから、必要な情報を容易に検索することもできます。

開発環境構築に関する質問のやりとりの様子

オンラインでの交流イベントの開催

オンボーディング期間に限らず、Androidチームでは、ティータイムと呼ばれるカジュアルなコミュニケーションのための時間が毎日あったり、TGIFと呼ばれるお疲れ様会が隔週金曜日にあったりと、チームでの交流のためのオンラインイベントが複数設けられています。 在宅勤務でのコミュニケーションは必要最低限になりがちですが、チームとして公式にこのようなイベントがあることで、メンバー間の交流が促進されています。これらへの参加は任意のため、集中したいときはあえて参加しないなどの選択を自由にできるようになっています。 これらのイベントが定期的に行われていることで、Slackでのテキストコミュニケーションの量もより多くなっている印象があります。

おわりに

以上、メルペイAndroidチームで行われているオンボーディングについての紹介でした。

新しいメンバーも増え、オンボーディングの重要性は日に日に増していると感じています。 メルペイAndroidチームでも、一部のドキュメントが点在していたり、ドキュメントが最新の情報に追随できていなかったりと、まだまだ課題があるため、オンボーディング環境の整備に継続して取り組んでいます。 これらのオンボーディングによって私自身もなめらかに立ち上がることができたため、私も未来の新メンバーの体験をより良くするために引き続き貢献していきたいと思っています。

明日の記事は @Liu さんの「Vertex AI in Merpay ML team」になります。引き続き Merpay Tech Openness Month 2021 をお楽しみください。