はじめに
こんにちは。メルペイBackend Engineerの@knsh14です。
12月18日にメルペイ主催でTech Talkを開催しました。
今回はテーマとして「マイクロサービスの冪等性」を掲げ、プロダクト開発をしているエンジニアたちに冪等性についてそれぞれの思いを語ってもらいました。
この記事では、当日の発表をそれぞれ簡単に紹介します!
発表内容
500万ユーザーを支える残高の冪等性
まずはじめに私@knsh14が「500万ユーザーを支える残高の冪等性」と題して発表しました。
メルペイの残高を管理するマイクロサービスでどのように冪等性をもたせているかなどを解説しました。
コード決済における冪等性と整合性
次にCode Paymentチームの@susho0220が「コード決済における冪等性と整合性」というタイトルで、コード決済において冪等性があることによって決済が失敗したところから復旧していくのかを紹介してくれました。
バッチ処理と冪等性
3人目の発表は@kaznishi1246による「バッチ処理と冪等性」でした。
APIリクエストではないバッチ処理でも冪等性によってより安全な運用が実現できます。
そのための設計方法などを紹介してくれました。
パネルディスカッション
最後に3人の発表者+Architectチームのkazegusuriでパネルディスカッションを行いました。
それぞれの発表で出た質問に、発表者やメルペイの初期から全体の設計を考えて冪等性の重要さを社内に伝えていたkazegusuriが答えていく形式でした。
最後に
メルペイのマイクロサービスの冪等性というニッチなトピックについての取り組みを発表しました。
冪等性はマイクロサービスに限らず全てのサービスの設計で役に立つ考えだと思います。来ていただいた方になにか役に立つ情報を持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
次回のTech Talk は、「Fintech における不正決済対策(アンチマネーロンダリング)」を予定しています。お楽しみに!