こんにちは。メルカリのEngineering Managerの@motokieeです。
きょうはメルカリのMobileチームのオフサイトについてお送りします。まずはメルカリのMobileチームについてご紹介します。
Mobileチームとは?
メルカリはこの数年、Androidチーム/iOSチームでそれぞれ独自にコミュニケーションを行なっていましたが、この10月から2つのチームを統合してMobileチームに生まれ変わりました。 MobileチームはMobile1, Mobile2, Mobile3, Mobile4の4チームで構成されていて、それぞれ異なるミッションで活動しています。
混成チームなので、各チームにAndroidエンジニア、iOSエンジニアそれぞれが所属しています。この体制変更の理由は以下のとおりです。
- より多くのキャリアプランを提供すること
- Android / iOSの共通の問題を一緒に解決すること
- エンジニアリングカルチャーを一緒に作っていくこと
チームが分かれている場合、iOSエンジニアがAndroid開発を行おうしたときにチームの垣根を超えて新しくAndroidエンジニアとの関係値を築かなければならなかったり、少なからずハードルが存在していましたが、チームを統合することによってそういったチャレンジがしやすくなるようにしていきます。
また、両OSともにモバイルクライアントサイドとして仕様に似通った部分も出てくるなど、より活発なコミュニケーションで良いコラボレーションが生まれることも期待でき、強いエンジニアリング文化を作っていくことにつなげていくことも期待しています。
この統合は両方のOSで開発できることを強制するものではなく、Android(あるいはiOS)やKotlin(あるいはSwift)が得意で好きでそこに特化していく人も当然支援しますし、より器用なエンジニアを目指すために両方をやりたいというエンジニアも支援していきます。
10月にMobileチームに統合されてから、すぐにオフサイトの準備を開始し、10月末に初のオフサイトを開催しました。全部で約40人のかなり大きなチームなので、予定を合わせるのもとても難しかったのですが、大多数のメンバーが参加できる日程を見つけて開催しました。
オフサイトの目的
メルカリのMobileチームには多様な人種、国籍のメンバーが在籍しています。みんなが一つの方向を向いて開発できるように、いくつかのゴールを設定しました。
MobileチームのValueを作る
1つ目はMobileチームのValueです。
メルカリには、 Go Bold、Be Professional, All for Oneという3つのValueがあります。
また Ownership, Automation, Karakuri, Progressive がエンジニアの行動指針として掲げられています。
このMobileチーム版を作ろう、というのがオフサイトの一つの目的です。
コミュニケーションの機会を作る
さらにAndroidチームとiOSチームが一つになったことで、コミュニケーションしたことがないメンバーが同じチームに所属することになりました。
また同じOSのアプリを開発をしているメンバー間でも、人数が増えたことによってコミュニケーションが取りづらくなってきていました。
ということで、オフサイトをコミュニケーションの機会としました。
オフィスから離れてリラックスできる環境を作る
いつも仕事をしているオフィスから離れることでリラックスでき、仕事から完全に離れて集中してValueや文化について話す機会を作ることはとても大切だと考えています。
人数が増えると、場所の調整にそれなりの工数がかかりますが、そういった場を作ることでよりよい話し合いができるようになると思っています。
タイムスケジュール
午前
try! Swiftでも司会を務めたTimが司会でした。
まずはお互いのことを知るために一人ひとり自己紹介を行いました。GOT(Global Operations Team)に通訳を手伝ってもらって、英語・日本語入り混じって自己紹介が行われました。
いまのメルカリのアプリについてのブレインストーミングも行いました。
ランチタイム
ランチはケータリングで立食形式で行いました。技術の話も活発に行われるなど盛り上がっていました。
午後
午後は、オフサイトの目的の一つであるValueについてのディスカッションとFuture Workshopを行いました。
MobileチームのValueとして以下の6つが掲げられました。
- One-For-All … メルカリ全体の成功のために団結すること
- Inclusive … どんなバックグラウンドを持ったメンバーでも必ず力を発揮出来るチームであること
- Trend-Setting / Innovative … 誰もが注目するプロダクトを作るため創造的であること
- Confident … プロダクトのクオリティに責任と自信を持つこと
- Efficient … 常に最善な方法を追求すること
- Equality … メンバー全員が平等に発言し行動する、そしてチームもメルカリの中で影響力を持った存在であること
また、Future Workshopでは自分のなりたい姿と現在のギャップについて1on1形式で発表し、お互いフィードバックをもらうというものでした。自分が気づいていない点や、この人はこういうことを目指しているのか、という気付きがあり有意義な時間になりました、
まとめ
以上、Mobileチームのオフサイトの紹介でした!
Mobileチームは現在40人を超える大きなチームとなっていて、人数が多いだけでなく多様なメンバーで構成されています。
まだまだチームを良くしていけると思っていますし、一緒に良くしていくことを考えていただける Software Engineer や Engineering Manager を募集しています!
是非一緒に働きましょう!