

こんにちは。@tenntennです。
6月5日に開催されたGo言語LT大会で登壇してきましたので、そのレポートを書きたいと思います。
Go言語LT大会とは
Goビギナーズが主催するGoに関するLTを行う勉強会です。
Goの注目度が高まっていることもあって、今回は100名を越える応募がありました。
オススメの標準・準標準パッケージ 20選
私はゲスト講演ということでLTではなく、30分枠で登壇させて頂きました。
「オススメの標準・準標準パッケージ 20選」というタイトルで私が好きなパッケージを挙げていき、どういう点が便利でどう使うと良いかという点をお話しました。
ちなみに私が挙げたパッケージは以下のパッケージです。
- fmt
- io
- io/ioutil
- strings
- bytes
- bufio
- encoding/binary
- x/text
- flag
- path
- text/template
- testing
- net/http
- net/http/httptest
- sync
- context
- image
- x/image
- reflect
- go
LT一覧
以下にLTの内容を簡単にまとめました。
なお、まだ公開されていない発表資料はイベントページに順次アップロードされる予定です。
Go開発合宿2017について / @n0bisuke
4月22日〜4月23日に開催されたGo開発合宿2017のレポートでした。
Goを始めたばかりの方から仕事でGoを使ってる方まで幅広いバックグラウンドを持った方が参加するイベントでした。
私も運営スタッフとして参加しましたがとても楽しかったです。
初心者がGoでCLIツール作ってみて学んだこと / @syossan27
kirimoriやtorisetsuというツールを開発する上で学んだノウハウを共有する発表でした。
エラーハンドリングやパッケージの分け方など、最初に躓きがちな点が共有されていました。
作って学ぶミニマムgolint/ @minamijoyo
golintについての発表でした。
go
パッケージを使って、wallintというツールを作ってみた際のノウハウが共有されていました。
j2hの紹介 / @kanga333
j2hというHiveのDDLを出力するツールの開発についての発表でした。
開発する中で使用したgjsonというライブラリの説明が中心でした。
GoとLintのおいしい関係 / @wata727_
LintがGoにとって良いし、GoもLintとって良いという話がされていました。
公式が静的解析ライブラリを提供している点が良いという話は私も共感しました。
Golangちゃんと初めて1ヶ月経ちました / @nntsugu
Go合宿に参加した後に開発したdddogというDataDogの設定を半自動で生成してくれるツールの話はでした。
Goだと簡単にツールが開発できるという話がされていました。
まだ発表資料は公開されていないようでした。
We “Go” fast. / @taison124
AWSの操作を楽にするツールを開発した際のノウハウの共有でした。
思い立ってから速やかにアウトプットが出せる点がGoで開発する利点だという話は共感しました。
まだ発表資料は公開されていないようでした。
コネクションプールをGoでどう作ろうか調べた話 / Jumpei Mano
golibmcというライブラリを使う際に使えるコネクションプールを作る方法についての発表でした。
database/sqlパッケージのコネクションプールの実装について分かりやすくまとめてあり、勉強になりました。
まだ発表資料は公開されていないようでした。
ずっとRubyをやっていたエンジニアがGoに入門して挫折して再挑戦した話 / @suzan2go
RubyのエンジニアがGoをやる上で躓きやすいポイントが説明されていました。
他の言語の書き方を無理に適用せずにGoらしい書き方をすれば良いコードが書けるという点は非常に共感しました。
まとめ
Goビギナーズでは、LT大会をはじめ、合宿やGoの初学者向けのイベントを開催しています。
Goに触れたこと無い方もこれらの勉強会に参加してみてGoをはじめてみてはいかがでしょうか?
Goビギナーズでは、8月26日に初学者向けにハンズオンを行う予定です。ぜひ参加してみて下さい。
メルカリ/ソウゾウでは、Goをプロダクト開発に積極的に活用しています。
一緒にGoで開発して頂ける方を引き続き募集しています!