2021年12月14日に、『Merpay Tech Talk 〜事業成長を支えるArchitectチームの取り組み〜』 を開催しました。
この記事はイベントレポートです。配信当日の内容を簡単に紹介します!
詳しくはYouTube上にある配信アーカイブ動画をご視聴ください。
イベント概要
今回のイベントでは、毎回各テーマに興味のあるエンジニアたちが集まり、技術的な知見を共有しあうことを目的とした勉強会です。
今回のテーマは、「事業成長を支えるArchitectチームの取り組み」です。 技術的なTopicも紹介しつつ、あわよくばメルペイのArchitectチームに興味を持ってもらいたいという回です。
想定対象者は以下のとおりです。
- Backend Engineerの方
- 新規立ち上げ/新規案件でのWeb サービスを設計したことがある
- 社内のDeveloperを対象にした基盤サービスを開発運営したことがある
- メルペイのArchitectチームがどんな開発をしているか興味がある方
- 他社のArchitectの話が聞きたい、または普段Architectとして開発をしている方
イベント詳細はイベントページを参照してください。
登壇者とモデレータ
今回の登壇者は、以下の3名です。
- 主森 理(osamingo)/ 株式会社メルペイ Architectチーム Engineering Manager
- 伊藤 雄貴(yuki.ito)/ 株式会社メルペイ Architectチーム Software Engineer
- Yuta Uekusa / 株式会社メルペイ Architectチーム Software Engineer
メルペイ Architectチーム概要 by osamingo
メルペイのArchitectチームがどのような目的で活動をしているのかを紹介し、いま注力している課題について紹介しました。チーム全体の話なのでTechな話題ではないですが、この後のプレゼンで紹介する活動の指針となっている話題です。
当日の発表スライドはこちら
メルペイ Architectチームの技術的な取り組み紹介 by yuki.ito
時にはマイクロサービスの構成をデザインし、時にはKubernetesコントローラーを実装する… そしてまたある時には様々なチーム(プロダクト、SRE、セキュリティ、QA、リーガル、経営 etc…)と議論してシステム全体を理想の姿に近づける…
メルペイにおけるArchitectの活動は多岐にわたりますが、その役割や楽しさについてシステムの構成や開発しているコンポーネントの例を交えつつ紹介をしました。
当日の発表スライドはこちら
yuki.itoのメルペイのシステムの具体例&技術的な内容についてのお話は、以前 Merpay Tech Fest 2021 でお話された以下のセッションで詳しく解説しています。
マイクロサービスダッシュボードの紹介とIaCしたその先の話 by utahta
メルペイのArchitectチームが開発しているマイクロサービスのためのダッシュボードの紹介をしました。 Infrastructure as Codeで構築したインフラリソースの可視化や可視化のために集めたデータの再利用の取り組みについてお話しました。
当日の発表スライドはこちら
ディスカッションパート
次に、登壇者の発表やArchitectチームに関する質疑応答の時間が設けられました。発表中に出てきた技術に関する質問や、金融関連サービスをもつメルペイならではのインフラ設計やGatewayの議論が行われました。
発表後の質疑応答の時間に上がった内容は以下のとおりです。
質疑応答
- Q. Anthos Service Mesh を使われていますか?
- Q. Design Docはどういった粒度で作成していますか?
- Q. gRPCでマイクロサービス間の通信に使っていますがTraffic Directorは使っていますか?
- Q. 金融関連サービスにおけるインフラの分離とGatewayに関する質問
- Q. Architectチームの採用要件とかをおしえてほしい
Architectチームの採用要件などは、詳しくは以下のエントリーを御覧ください。
最後に
また、メルカリグループはTech Talk をはじめとしたエンジニア向けのイベントを定期的に開催しています。イベント開催案内を受け取りたい方は、connpassグループのメンバーになってくださいね!