はじめまして。メルカリの自動化&品質保証グループ(Automation & QA Group:通称AQA)の rinaです。
現在、福岡の開発拠点でQAとプロダクトチームのスクラムマスターをしています。
わたしたちのチームでは、デイリースクラムにJamboardを利用しています。
スクラムとは
スクラムとはアジャイル開発手法の1つです。
デイリースクラムはスクラムのセレモニーの1つで、他にも「あさかい」「スタンドアップ・ミーティング」とも言います。
Jamboardとは
Googleが提供しているデジタルホワイトボードのことです。
通常のホワイトボードのように手書きで描くことはもちろんですが、カメラやマイク、スピーカーもついています。
そのため、Jamboardで撮影をしたり、HangoutのようなオンラインミーティングもJamboard一台でできます。
また、PCや、専用のアプリからアクセスすることもできるため、画像の貼り付けをすることもできますし、ホワイトボードの共有や保存もできます。
メルカリでは、東京・仙台・福岡の各拠点にJamboardを設置しています。
デイリースクラムの懸念
デイリースクラムは毎日行われるものであるので、ただの進捗報告になっていたり、形骸化してしまったりする懸念があると思います。
また、必要なことのみを伝達する場になってしまうと、些細なことが言いづらい雰囲気にもなりかねません。
小さなことでよいので、一言世間話をすることで全体の雰囲気が柔らかくなります。
とアイスブレークをすることを紹介されています。
デイリースクラムにJamboardを使って何をしているか
わたしたちのチームは、デイリースクラムの開始にJamboardの「カメラ機能」を使って、参加者を撮影するようにしています。
Jamboardで撮影するときは「3、2、1・・・」とカウントダウンで撮影されるのですが、ちょっとしたプリクラを思い出して楽しくなります。
この写真は一枚目の写真と同じデイリースクラム中に撮影しているのですが、テンションが全然違います。
これは、私が東京出張に行ったときに、福岡ー東京の拠点間でJamboardをつないでデイリースクラムをしたときのJamboardの画面です。
この画面の上の写真が福岡拠点にいたメンバー、下の写真が東京拠点にいた私とエンジニアマネージャーで撮影した写真です。
エンジニアマネージャーとは、オンラインでしか会うことがなかったのもあったのですが、
写真一枚ですごくよい雰囲気になれましたし、とても楽しかったです。
これだけで、デイリースクラムのはじまりがちょっとだけ毎日テンションがあがりますし、よい雰囲気になります。楽しそうでしょ?
おわりに
形骸化しないための工夫に、ツールを使ってみるのも楽しくてよいです。
今回はカメラ機能を使った工夫をご紹介しましたが、他に実施している工夫についてもまたご紹介したいと思います。