はじめに
こんにちは、mercari.go オーガナイザーの@morikuniです。
9月21日にメルカリ主催のGo勉強会 mercari.go #3 を開催しました。
今回は8/27 ~ 8/30にアメリカのデンバーで開催されたGopherCon 2018の報告会を行いました。
GopherConの参加メンバーが各自セッションやワークショップの内容をまとめて発表しました。
この記事では、各発表を簡単にまとめて紹介しようと思います。
ゴーファー旅行記 2018
1つめのセッションは @osamingo による「ゴーファー旅行記 2018」です。
GopherConの様子や話題になったセッション、来年のGopherConの開催予定などを紹介しました。
“What is GopherCon?” のスライドで GopherCon が最古のカンファレンスだと紹介していますが…
たった今、wiki が更新されて最古の Go カンファレンスは GoCon になりました!申し訳ありませんでした😇 https://t.co/Jj0lEbV9wk #mercarigo
— 𝝤𝝨𝝖𝝢𝝞𝝣𝝜𝝤 (@osamingo) 2018年9月21日
Asynchronous Networking Patterns
2つめのセッションは @codehex による「Asynchronous Networking Patterns」です。
Goroutineと非同期ネットワークの相性のよさや標準のnetパッケージをつかったProxyの実装などについて話しました。
Pre-Conference Workshop: Testing, gRPC reflection and grpcurl, LT
3つめのセッションは @ktr (スカラシップ) による「Pre-Conference Workshop: Testing, gRPC reflection and grpcurl, LT」です。
Goのテストに関するtipsやgRPCのリフレクションについて紹介し、最後に自身がGopherConでLTをしてきた感想を発表しました。
個人のブログにもまとめてくれています。
“Becoming a Go Contributor”, “Machine Learning on Go Code”
4つめのセッションは @acomagu (スカラシップ) による「”Becoming a Go Contributor”, “Machine Learning on Go Code”」です。
おすすめのGoへのコントリビュート方法や、Goのコードに対して機械学習を活用する構想やコードの解析ツールなどを紹介しました。
同じく、個人のブログにもまとめてくれています。
Architecture & Go kit
最後のセッションは @morikuni による「Architecture & Go kit」です。
マイクロサービス化のための設計やマイクロサービスのためのツールキットであるGo kitの思想を紹介しました。
おわりに
今回はGopherConの報告会ということでGoに関する様々なトピックを取り上げました。
GopherConはGoの最新情報があふれていて、初心者からベテランGopherまで誰もが楽しめる素晴らしいカンファレンスだと思いました。
特に今年はGo 2のDraft Designsが発表され、Goの将来についても考えるいいきっかけになったと思います。
来年はデンバーを離れサンディエゴに会場を移すとのことですが、来年も是非参加したいと思います。