こんにちは! Corporate Solutions Engineeringチームのixyです!
前回のミートアップの Corporate Engineering Team から名前が変わって Corporate Solutions Engineering となりました。「エンジニアリングで経営課題を解決する」をミッションに日々励んでおります。
さて、そんな私達ですが8/24に Mercari Corporate Solutions Engineering Meetup #2 を開催しました。ゲストとして、面白法人カヤックさんから小池大地さんをお招きしました!メルカリからは起業経験もあるエンジニアの衣川 憲治( @k_kinukawa )が登壇して、互いのエンジニアリングによる組織の問題解決について語っていただきました。
本記事ではその様子をお届けしたいと思います。
カヤックの組織課題を解決する人事データベースシステム
サイコロ給などユニークな人事制度のカヤックさん。組織変更や人員増を重ねることによってシステムごとに社員マスタを持っていたり、煩雑なワークフローが各所で見受けられていたそうです。
そんな中、立ち上がったのがエンジニアの小池大地さん!元々ゲームのエンジニアだった小池さんが Corporate 側のエンジニアになってから今までの軌跡を語ってくれました。
開発はRuby on Rails
あまりRailsで開発したことがなかったという小池さん。しかし、開発に与えられた期間は1ヶ月!
急速にキャッチアップして、短い期間の中で労務管理システムとの連携までエンジニアほぼ1人で実装したそうです。
最初から全部作らない。使ってもらうものを作る。
課題となっているものは多いがすべてを自作するのではなく、作れるものを作ってフィードバックを受けながら改善していくというやり方はメルカリと共通していますね。
フィードバックをくれるユーザーが近くにいるというのも、Corporate 側のエンジニアの醍醐味だと思います!
We are “Corporate Solutions Engineers”
最近行ったUS拠点への導入や Corporate Solutions Engineering
という言葉に込められた思いについて @k_kinukawa が語ります。
US 拠点への導入
国内外拠点で統一されたワークフローを実現したいという目標のもと、現在は Teams&Reviews は US でも導入されています。JP では SmartHR が労務管理として使われていますが、US では Namely というツールが使われています。まず、Namely と API 連携して Teams にデータをインポート。さらに、US の評価サイクルに合わせて Reviews の機能開発をしました。JP とは時差も文化も違う中、導入までやりきったのは大きな成果でした!
Corporate Solutions Engineering
元は Corporate Engineering という名前でしたが、私達は業務フローそのものの見直しやあるべき姿の追求をするためのプロダクト開発
をしています。なので、「Products」や「Solutions」といった単語が含まれてる方がしっくり来る!という理由で Corporate Solutions Engineering にしました!
発表された資料はこちらにあるので、 Corporate Solutions Engineering についてもっと知りたい方は是非見てみてください!
まとめ
組織固有の解決したい課題に合わせたシステム開発は、考える範囲が広くてシステムも複雑になりがちです。こういった課題の解決は一筋縄ではいかないからこそ、挑戦のしがいのある分野だと思います!
今後も定期的にイベントを開いていきますので、興味ある方は是非ご参加ください!
一緒に経営課題を解決していきたい人絶賛募集中!
Corporate Solutions Engineering では、メルカリの成長に伴う経営・組織課題を解決するプロダクト開発に興味のあるソフトウェアエンジニアを募集しています!