SREチームの@shmorimoです。今日はプログラマーの三大美徳の続きのお話しです。
プログラマーの三大美徳 その2
みなさんはプログラマーの三大美徳ってご存知ですか? プログラミング言語Perlの作者である Larry Wall が
http://www.perl.com/pub/1998/08/show/onion.html
で述べたのが最初とされています。
三大美徳として
- 怠惰(laziness)
- 短気(impatience)
- 傲慢(hubris)
があげられています。
怠惰(laziness)については、以前にこちらの記事でお話しました。
今回は 短気(impatience) についてです。
短気(impatience)
優秀なプログラマーが持っている怠惰という美徳は素晴らしいのですが、その反面というか怠惰さゆえに腰が重いときがあります。
そこで短気な面をうまく刺激することでプロジェクトを円滑に進めることが可能です。
メルカリでの例
みなさんもCIにてテストを動かしていると思いますが、まれにmaster branchのテストが落ちてしまうことはありませんか?
直前にマージした人などは反応してくれるのですが、もっとみんなに反応してもらいたいと思いました。
そこで CI のメッセージを変更してみました。
短気なフレンズが反応してくれました。 すごーい。
このようなメッセージを出すことでプログラマーをイラっとさせ、すみやかに落ちたテストに対応してもらえます。
最近マスターのテストが落ちた際に「すごーい! 君はマスターのテストが落ちちゃうフレンズなんだね! たーのしー!」ってbotがSlackに通知してくるようになって、絶対にテスト落とさないぞ、という気持ちを新たにしている。
— bokko (@cubicdaiya) 2017年2月15日
ちなみに以前は以下のメッセージでしたが、新鮮味が薄れたのでフレンズなメッセージにしてみたのです。
フレンズなメッセージはイラっとしすぎるとの意見があったので、数日前から下のメッセージに変更しております。
こちらもなかなかの反応ぐあいです。
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