サーバサイドエンジニアの @suzuki です。同僚の @Hiraku さんが「PHPカンファレンス2016でComposerプラグインの話をしてきました」という記事を書いていたので、負けじと書いてみたりしています。
似通った内容になってしまうのですが、2016年11月3日に開催された「PHPカンファレンス2016」で「Crowiの歩き方」という発表をしてきました。
発表時の資料はこちらになります。
資料内にもありますが、Crowi というのは Node.js ベースの Wiki アプリケーションです。Markdown でページを記述できるので、イマドキのエンジニアには気持ち良く使えます。
また、ディレクトリ構造のように「/
」を使った階層構造が簡単に作れるため、例えば「個人メモ」と「チーム共有情報」の領域を容易に分けることができます。
ソースコードは GitHub で公開されています。
今回の資料は、PHP ばかりやっていた私が、初めて Node.js ベースのアプリである Crowi に触れたときに、「あれはどこにあるのか?」や「これはどうやって直せばいいのか?」ということを試行錯誤しながら学んでいった内容を元にしています。
同じように初めて Crowi に触れる PHPer のみなさんが「この情報があれば最初の一歩は踏み出せる」という資料にしたつもりです。これが Crowi のソースコード・リーディングの手助けになると嬉しいです。
「PHPer のみなさんが」とは言っていますが、資料の一部で「Crowi が利用しているライブラリ」と「PHP のライブラリ」と対比させている程度ですので、他の言語が得意な方でも、それほど違和感なく読んで頂けるとは思っています。
Crowi を使ってみて「ちょっとここいじりたいなぁ」と思ったときに参考にしてみてください。そして、みなさんからの素敵な改修や新機能の pull request をお待ちしています!
また、Crowi のメイン開発者である @sotarok と、新米開発者である @suzuki が在籍しているメルカリでも素敵なエンジニアのみなさんからの応募をお待ちしています。合わせてこちらもよろしくお願いします!(かなり強引な締め)