こんにちは @sotarok です。
今週末 10/3(土) は、PHPカンファレンス2015 です。
PHPカンファレンスは年に1度開催される、日本最大のPHPの祭典です。
今年のテーマは、まもなくリリースされる (11年ぶりのメジャーバージョンアップ!) の PHP 7 にちなんで “7”。PHP 生みの親 Rasmus Lerdorf を招待したり、海外からも発表者を募るなど、実行委員もみんな気合が入っていますね。(おつかれさまです)
参加登録者は2000名を超えてすでにオーバーしていますが、まだの方はまぁとりあえず登録すると良いと思います。
というわけで、メルカリからも2名のエンジニアが発表で採択されましたので、今日はそれを紹介したいと思います。
フリマアプリ「メルカリ」の急成長を支えるエンジニアリング by @cubicdaiya
フリマアプリ「メルカリ」は2013年7月に日本国内でリリースされました。
メルカリはその後急激な成長を遂げ、わずか2年の間にアプリのダウンロード数が2,000万(日米合算)、月間の流通総額が数十億円、ピーク時の秒間リクエスト数が10,000を越える規模にまで成長して現在に至ります。
この間にメルカリのシステムはトラフィックの急増に伴って幾度となく拡張や組み直しを余儀なくされましたが、そういった中でも開発スピードを落とさず安定したサービスを提供するために数々の技術的挑戦が行われてきました。
本講演ではそういったメルカリの急成長を支えるエンジニアリングについてお話します。具体的には以下の内容についてお話する予定です。
- ApacheとPHPによる高速なAPIサーバ
- nginxのチューニングと高速なHTTPS通信
- nginxとrsyncによるシンプルなゼロダウンタイムデプロイメント
- Goによるシステム管理ツールと高速なミドルウェア
- クラウドサービスの活用
- ログ・データ分析基盤
How to Build Efficient and Integrated Development Environment for The Team by @sotarok
「チーム開発において、効率的な統合的な開発環境をいかに作るか」
ある程度以上の規模のチームになると、開発環境をいかに準備するかがチーム課題の1つとなります。
OS、ミドルウェアやソフトウェアのインストールやその設定、テスト、QA環境など、1人1人がそれぞれ準備するには多すぎて全体として非効率な状況になってしまいます。
- どのように個人開発環境を用意するか
- それぞれの開発環境を、本番で導入をしているミドルウェア、ソフトウェアの変化にいかに追い付かせるか
- どうすれば新入社員に、いかに早く開発に参加してもらえるか
統一的な環境を用意しつつそれぞれのエンジニアの好みの開発スタイルに合わせた効率的な開発が行えるようにするには、上記のような問題に対応できる環境を用意しなければいけません。
本講演では、ある程度以上規模のチーム人数で構成されるアプリケーション開発において、US進出もしているメルカリでの例と共にお話します。
タイトルだけ英語で書きましたが、多分日本語で発表します (弱
会場で会いましょう!
メルカリからは @yui_tang、 @operandoOS もスタッフとして参加しているほか、エンジニアが多数参加する予定です。メルカリの技術や会社に興味がある方はぜひお声がけして頂けると嬉しいです。
それでは、会場でお会いしましょう!