こんにちは。メルカリでバックエンドエンジニア/テックリードをしている @naopr です。
今回は、私の所属するCSTool Domainチームで開催したBPD(Be Professional Day)というオフサイトの模様をお届けします。
BPDとは
BPDについての詳しい説明はこちらの記事をご覧いただければと思いますが、簡単にいうと 個々人が主体的に「これをやるぞ」と決めて取り組める日 です。
普段忙しくてなかなか着手できないバグの修正や新しい技術の調査など、個々人がテーマを設定してそれに集中して取り組みます。
BPDを通して、メルカリが大事にしているオーナーシップ・自由闊達な雰囲気を思い出すことも大きな目的の一つです*1。
チーム内BPDを開催した理由
今までのBPDはプロダクトに関わる全社員を対象に社内で開催していたのですが、社員増加に伴う調整コスト増等の理由から直近では開催されていませんでした。
ただ、BPDは必ずしも多くのメンバーでやる必要はないこと、「誰かに依頼されたタスクでなく自分で課題を設定して取り組む」経験を通じてオーナーシップの意識を(私を含めた)チーム全員で向上させたかったことから、ミニマムにチーム内BPDを開催することとしました。
また、できるだけ作業に集中するため社外開催とし、BPD当日に依頼されたタスクは後日対応になる旨を関連チームに事前周知しておきました。
準備
開催のために準備したことを列挙します
- チームメンバーの参加意思確認と日程調整
- CSTool Domainチームはバックエンドエンジニア5名で構成されるチームなのですが、全員参加となりました!
- 渋谷にあるレンタルオフィスをスペースマーケットで1日レンタル
- BPD用の社内wikiページ作成と各自が取り組むタスクの記載依頼
- 社内ITからポケットWi-Fiをレンタル
当日の様子
振り返り
今回のBPDでは下記のような様々な取り組みが行われました
- 過去に発生した障害に対する再発防止策の検討
- 社外勉強会の発表テーマ作り
- 担当サービスのDBの向き先変更
- Prisma の調査と自サービスへの適用
- コードに問題がないのにPHPStanが稀にFailしてしまう課題の調査と修正
- エラーログの高機能化
また、BPD終了後に参加メンバーに回答してもらったアンケート結果の要約はこちらです
- 😆 BPDの目的である「普段できないことに自主的に取り組む」は達成できた
- 😆 取り組んだ内容に対して、満足のいく成果が出た
- 😆 成果発表会で活発に意見やアドバイスが出て盛り上がった
- 😆 BPDの形式がよかった
- 社外での1日開催
- 開催後にそのままスペース内で打ち上げ
- 😥 ソファー、机が長時間にあまり向いていなかった
- 😥 渋谷という立地もあって夜少しうるさかった
まとめ
チーム内でBPD(Be Professional Day)というオフサイトを開催し、普段できないような課題に着手し満足のいく成果を出すことができました。
初開催ということもあり企画に頭を悩ますこともありましたが、この回答を見て次回開催を心に誓いました。
ぜひ皆さんのチームでも企画してみてください!